食事指導について
栄養学に基づいた
続けやすい食事指導を行っています
食事指導では、現在の病状や検査結果、生活リズムを踏まえながら、無理のない食事の整え方を一緒に考えていきます。単に食事を制限するのではなく、「何を・どのくらい・どのタイミングで食べるか」を整理し、日常生活に取り入れやすい形でご提案します。知多郡東浦町にある当院では、高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病の管理をはじめ、予防や体調維持を目的とした食事のご相談にも対応しています。

このような症状・お悩みはご相談ください
- 高血圧で塩分を控えたい
- 生活習慣を見直したい
- 血糖値が気になる
- 便秘や下痢が続いている
- 糖尿病の管理がしたい
- 心臓や腎臓の負担を減らしたい
- 中性脂肪・コレステロール値が高い
- 生活習慣病を予防したい
- 体重が増えてきた
- 塩分・糖質・脂質を調整したい
- 肥満が気になる
- 栄養バランスを意識した
食事プランを作ってほしい
対象となる疾患・症状
主な疾患
糖尿病
糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)が高い状態が続く疾患です。インスリンというホルモンの働きが弱くなったり、身体の細胞がインスリンにうまく反応できなくなったりすることで起こります。食事の量や食べる時間、内容を見直しながら、血糖値が急激に上がりにくい食生活を目指します。
高血圧
血圧が高めの状態が続いている場合、高血圧の可能性があります。一般的な目安は、最高血圧が140mmHg以上、または最低血圧が90mmHg以上です。自覚症状が出にくいこともありますが、日々の食事で塩分量や栄養バランスを意識することで、血圧をコントロールしやすくなります。
脂質異常症
脂質異常症とは、血液中の中性脂肪やコレステロールなどの脂質バランスが乱れている状態です。食生活の影響を受けやすいため、目標体重を意識しながら食事量を調整し、脂質の多い食品を見直すことが大切です。
高度肥満症
BMIが35以上で、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの疾患を伴っている場合に診断される状態です。身体への負担が大きくなりやすいため、摂取エネルギー量や食事内容を見直し、食べ過ぎを防ぎながら、消費エネルギーを上回らない食生活を目指します。
高尿酸血症(痛風)
高尿酸血症(痛風)は、血液中の尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態が続く疾患です。プリン体や果糖を多く含む食品をとりすぎると、尿酸が体内にたまりやすくなり、発症リスクが高まります。食事指導では、高プリン体食品を控えつつ、1日のプリン体摂取量が400mgを超えないよう、無理のない工夫をご提案します。
貧血
貧血は、血液中の赤血球やヘモグロビンが不足し、全身に十分な酸素を運べなくなっている状態です。鉄分を中心に、たんぱく質やビタミン類のとり方を見直し、赤血球やヘモグロビンの材料となる栄養素を意識した食事につなげていきます。
腎疾患
腎疾患とは、腎臓の働きが低下している状態や、腎臓に異常がみられる状態の総称です。たんぱく質や塩分、カリウム、リンの量に配慮しながら、必要なエネルギーをしっかり確保できる食事内容を考えていきます。量を控えるだけでなく、身体に負担の少ない食材や調理方法を選ぶことも大切です。
肝疾患
肝疾患は、肝臓の働きが低下している状態や、炎症・障害が起きている状態の総称で、経過により急性と慢性に分けられます。肝臓への負担を抑えつつ体力を保てるよう、必要なカロリーの確保や良質なたんぱく質のとり方、アルコールを控える工夫などを、体調や生活状況に合わせて一緒に確認していきます。
がん
がんは、体内の細胞が異常に増殖することで起こる疾患で、治療の経過や治療内容によっては、食欲や体力が低下しやすくなります。そのため、少量でも必要なエネルギーや栄養を確保できるよう、食べやすい味付けや主食の選び方、食事の回数や内容を工夫しながら、無理なく食事を続けられる方法を一緒に考えていきます。
胃・十二指腸潰瘍
胃や十二指腸の粘膜が傷つき、炎症やただれが起こっている状態です。粘膜への刺激をできるだけ抑えるため、刺激の少ない食品の選び方や、消化のよい食事内容を体調に合わせてご提案します。
主な症状
摂食・嚥下機能が低下している方
「食べること」「飲み込むこと」に関わる摂食・嚥下機能が低下すると、むせやすさや飲み込みにくさを感じることがあります。栄養をとりやすい形への調整や、誤嚥を防ぐための食事形態の工夫、とろみ付けなどを行い、安全に食事ができるよう支援します。
低栄養状態の方
エネルギーやたんぱく質が不足している状態では、筋肉量や筋力、免疫力が低下しやすくなります。1日3食を基本に欠食を避け、栄養の偏りに配慮した食生活を心がけることが大切です。
医師が必要と判断した方も食事指導の対象となります
食事指導は、対象となる疾患をお持ちの方に限らず、医師が必要と判断した場合にもご案内しています。「診断は受けていないものの、血圧やコレステロール値が気になる」「栄養バランスを整えて、生活習慣病を予防したい」といった場合も、食生活を見直すきっかけとしてご相談いただけます。気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
当院の食事指導
毎日の食事を見直して
健康づくりをサポート
当院には、生活習慣病の予防や改善を食事の面から支える管理栄養士が在籍しています。毎日の食事についてのお悩みや気になる点を丁寧にお伺いしながら、無理なく続けられる栄養バランスの整え方をご提案します。塩分を控えめにした味付けや調理方法の工夫、糖質の量やとるタイミングの調整などを一緒に考え、日常生活に取り入れやすい形でサポートします。日々の食生活を見直すことが、体調を整え、生活習慣病のリスクを抑える第一歩につながります。
管理栄養士が一人ひとりに向き合う
完全予約制の食事指導
食事指導は、管理栄養士による完全予約制で行っています。対象となるのは、糖尿病や高血圧などの生活習慣病をお持ちの方をはじめ、摂食・嚥下に不安のある方、低栄養状態の方、また医師が必要と判断した方です。初回の指導時間は30分、2回目以降は20分となります。食事指導をご希望の方は、まずは医師の診察を受けていただき、医師とご相談ください。